日本には本来の意味の投資をしている人が少なすぎるという話
昨今の投資ブームには辟易する。 投資が何かわかっている人がほとんどいないからである。 投資とは以下の条件を全て満たしたものである。
・投資対象が広く分散されていること
・投資対象が時系列に分散されていること (積立であること)
・投資対象の購入手数料が無い、または可能な限り安いこと
・投資対象の運用手数料 (信託報酬料)が可能な限り安いこと
・何らかの節税制度があればそれを必ず使うこと
・できるだけ長く続けること (そのためにはできるだけ早い時期から始めること)
上記の条件を全て満たしたものだけが 本来の意味の投資であり、それ以外は全て投機(ギャンブル)である。つまり世の中の人が 投資だと思っているものはほとんどが投機である。 おそらく本来の意味での投資を行っている人はごくわずかであろう。
ここまで書けば本来の投資を行う事は簡単に可能だ。 ネット証券会社で 積立NISAの口座を作り最も手数料の安い全世界株式の投資信託を積み立てることだ。
それ以外は全てギャンブルなのである。
海外では当たり前のことなのだと思うが、日本では金融に対する教育が十分に施されていないがために投資というものが広く勘違いされてしまっている。
しつこいようだが、あなたの思っている投資とは投機(ギャンブル)なのである。