週末の遺言

主に週末の遺言を書いています。

「報連相」や「見える化」という言葉が気持ち悪くてたまらない件

1.「ホウレンソウ」とか「見える化」って気持ち悪い!

 

報連相という言葉がある。報告、連絡、相談をマメに適切にすることが重要だ…という話らしい。

 

言っていることはなんとなく分かる。ただこの言葉には独特の気持ち悪さがある。その気持ち悪さはどこからくるのだろうか。


同様に見える化という言葉にも、なんとも言えない不快感が筆者にはある。

この不快感はどこからくるのだろうか?

 

2.おっさん達の本当の狙いとは・・・


まずこの2つの言葉に共通することは、話者が上司(以下、おっさん)であり、受け手が部下(以下、若者)だということだ。

 

おっさんが若者にホウレンソウなり、見える化を強いているだけなのだ。


ではなぜおっさんは若者にほんれんそうや見える化を強いるのか?


それは端的に言ってしまえば、おっさんが楽をするためなのだ。ホウレンソウを強制しておけば、おっさんの元には自動的に情報が入ってくることになる。お気づきだと思うが、見える化についても同様だ。

 

つまり、自ら情報を収集することなく、放っておけば勝手に情報が入ってくる仕組みを作りたいだけなのだ。

 

このことに薄々気付いた若者は、これらの言葉に気持ち悪さを覚えるのだろう。

 

3.ホウレンソウの本当の意味


実はホウレンソウという言葉は、報告連絡相談をしろという意味ではなく、報告連絡相談をしやすい環境を作ろうというのが本来の意味らしい。つまり上に立つ立場のおっさんにこそ、ホウレンソウが課せられているのだ。

 

その本来の意味を理解せず、自ら動こうといないおっさんは老害と言われても致しかたなく、それが冒頭の気持ち悪さに繋がっているのだ。